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黄色い矢印信号ってなあに?

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黄色い矢印信号ってなあに?

4月を迎え、就職や転勤などで、初めて都心で自動車を運転する方も多いのではないでしょうか?

東京の幹線道路は交通量が多いものの、車線も多く右折レーンも整備されているので、とても運転し易くなっています。
しかし、場所によっては運転に注意しなければならない箇所もあります。今日はその一例として、都電荒川線の飛鳥山交差点をご紹介します。

実は地方都市と同様、東京の都心にも新宿区早稲田から荒川区三ノ輪橋の間を都電荒川線(別名:東京さくらトラム)という路面電車が走っています。
ほとんどの区間は路面電車だけが通る専用軌道を走行していますが、一部区間においては一般道に敷設された軌道上を私たちの自動車と並走します。
そこには普段見かけない「黄色い矢印信号」があります。普段私たちが見かける矢印信号は緑色ですが、この黄色い矢印は路面電車のための信号です。
例えば赤信号で黄色い矢印が点灯した場合、自動車は停止しなければなりませんが、路面電車はその方向に進むことができます。


都電用の黄色い矢印信号(都電荒川線・JR線 王子駅前)

 



一般道内の軌道を走行する都電荒川線(飛鳥山交差点付近)


写真の交差点は東京都北区、明治通りと本郷通りの交わる飛鳥山交差点です。時差式信号で黄色い矢印信号が設置されており、右折レーンの内側に都電が直進する軌道がある交差点です。この時差式信号が青のとき、右折レーンの車両は右折可能ですが、都電のための黄色い直進の矢印信号も一緒に点灯します。
そのため右折車両は後方から直進してくる都電と接触しないよう、都電の通過を待ってから右折しなければなりません。
この交差点に慣れていないドライバーには難易度の高い交差点ですね。

飛鳥山交差点の時差式信号


右折車は内側の都電が直進通過するのを待ってから右折しなければならない




配送ルートにこのような特殊な交差点が含まれている場合、運行管理者は予めドライバーへ注意事項として知らせることで、事故の抑止に繋がります。

弊社のデジタル点呼マネージャーでは、ドライバーへ伝えるべき注意事項を予め登録しておくことで、乗車前点呼時に画面へ表示させ、ドライバーへ漏れなく伝えることができます。

デジタル点呼マネージャー 機能・特徴

どうぞ皆さまの安全運転・事故防止にお役立て下さい。

デジタル点呼マネージャー 乗務前指示事項 表示例




※本機能(乗務前指示事項)は運行管理者向けの「デジタル点呼マネージャー」が含む機能です。
安全運転管理者向けの「デジタル点呼マネージャー・スマート」は、本機能を含んでおりません。


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