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お役立ち情報

運行管理者を取り巻く厳しい環境 コロナにより明るい兆しも

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運行管理者を取り巻く厳しい環境 コロナにより明るい兆しも

1、厳しさは増すばかり

運行管理を取り巻く環境は、厳しさを増すばかりです。
これまで、ドライバーを取り巻く労働環境改善のために働き方改革を掲げる企業は増えていますが、
多くの企業は日々の作業に追われ、思うように進んでいないのが現状です。

運行管理者資格者証.jpg

2、精神と肉体的に重労働

厳しい試験を経ての資格取得後、
運行管理制度に基づく現場の運用だけでも大変でしたが、コロナ禍により、サプライチェーンの変化や重要性が高まったにも関わらず、
困難な人手の確保、労働環境のカイゼンには至らず、また感染対策などのドライバーケア対応など、やらなければいけないことが増加。
こうしたしわ寄せが、すべて現場の人に重くのしかかる現状となっています。 

3、この先の5年をどうやって乗り切るか

ドライバーの高齢化、後継者問題など、この先の10年後をどうするか思案していた企業でも、
コロナ禍により、3年、いや1年、半年先をどうするか真剣に悩んでいる方が増えたようです。
またコロナが明けの完全には予測不能な未来に対して、どうやって対処すれば良いのかなども困難な状況になっています。

4、コロナ禍がもたらすプラス作用

いっぽう、コロナ禍が悪いことばかりではないようです。
日本では、デジタル化が最も遅れていると言われていた政府もハンコを撤廃するように、物流業界でも様々な支援サービスが提供し始めてきています。
コロナ禍により、世の中の環境が一気に変わることで、自社努力だけでは変えにくかったことが、
新たなサービスの活用と合わせて、一気に解決できる可能性が高まって参りました。 

5、デジタル活用に活路

ポケベル、iモード、スマホ、Line/SNSへの移行にはおよそ30年かかりました。
ビジネスの現場でオンライン会議はあっという間に主役となり、Zoom(ズーム)をはじめとするオンライン会議ツールは、いまやほとんどの人が活用する時代となりました。
お客様先との対話はオンラインが主役となりつつあるように、
コロナ禍により様々なコトにデジタル活用する発送力が増えることで、ニューノーマルが続々と生まれてくることになりそうです。

6、物流業界におけるデジタル実証実験の加速

コネクティッド、ドライバーの安全や健康管理、車両情報のデジタル連携などの実証実験は、コロナ禍により一気に加速しました。
今後は、AI(人工知能)や携帯5Gの活用などにより、世の中に登場するサービスは一層の進化を遂げることになりそうです。

7、できることから始めるデジタル活用

ドライバー数が比較的少人数でも、こうしたデジタル活用の価値はあるのでしょうか。
サブスクリプション型(使う分だけ支払う)物流向けサービスが普及しはじめており、今後はさらに増えていく見込みです。
個人がスマホを持つ感覚で利用できるようなサービスであれば、気軽に試して価値を判断されてみるのもよいでしょう。

8、コロナ禍で良くなったこと その2

コロナにより5年、10年先に訪れるはずだった未来が現在になったとも言われています。
身近なことでは、オンラインでのやり取りが当たり前になったり、電子サインの普及など、時間の削減や情報共有の容易性などの効果を享受できる方が大半のようです。
物流に関わることのデジタル化が進めば、若者が憧れる職業になる日も遠くないのではと感じています。

9、カイゼンのための準備をしましょう

これからのデジタルは、さまざまなモノとつながることで、進化を遂げることができます。
まずは小さくてもデジタル化の一歩を踏み出すことで、継続的な業務のカイゼンにつなげることができることでしょう。
運行管理業務をカイゼンするはじめの一歩として、紙で管理している情報を、デジタルに置き換えてみるから始めてみてはいかがでしょうか。

10、安価に素早いカイゼンができるかもしれません

データのデジタル化をすることで、様々なデジタルサービスにすぐつなぐことができます。
新たなサービスは無料トライアルなども活用してみて、自社にあったサービスを検討されてみても良いのではないでしょうか。

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